小中学生の頃は本当にすぐ鍵を失くす子供で、ドアの前に座り込んで家族の帰りを待つことがしばしばあったんですけど、
たまにベランダの窓の鍵が開いてることがあって、外から登って入ることがあったんですよ
で、中学生の時、その日も鍵をどこかに忘れてきた僕はいつものようにベランダに登ろうとしたんですけど、いつもは隣の家の壁と我が家の壁を上手いこと使って登ってたのを、その日はめんどくさくてうちの軒先にある蛇口に足をかけて登ろうとしたんです
足をかけた瞬間は「お、いけるな」と思ったんですけどね
体重をかけた途端、蛇口がぶっ壊れてとんでもない勢いで水が吹き出し始めました
今まで見たことのない勢いの水は、さながら創世以前の混沌~カオス~のようでした
なんとかしようと思いながら水流に突っ込んでいくものの、想像以上の水の勢いに押され、なにもできずただただ身体をぬらすことしかできなかった僕は
知らん振りをしようと思いました。
家と家の間の隙間に身を潜め、家族の帰りを待つことにしました
やがて一時間ほどたった頃、母の叫び声が聞こえてきました
今考えると家に帰ったら玄関先の蛇口が爆発してたらそら叫びますね
母が家に入ったのを確認してから30分ほど後、濡れた服を脱衣所に隠しつつ、何食わぬ顔で「あれ、どしたん?w」と今帰った感を出したのですが、
一瞬でばれました。それからしばらく首から鍵を提げて学校に行かされるようになったのは未だに納得がいっていません
前置きが長くなりましたね
こん
大
辻利の抹茶ミルクの粉末のやつ、おいしい