SF小説、好きだな…
スペース・オペラだのサイバーパンクだのと細かいジャンル分けの部分にももちろん好みはあるんだけど、やっぱり1番は「愛」の物語というところに帰結する話がすごく好き
「愛」の物語なんていうとどこか空寒い、陳腐な印象すら受けてしまいがちだけど、ぼくの場合、ことSFというジャンルにおいては、壮大なスケールで、現在の地球から時間、あるいは空間的に遠く離れた世界で描かれる、ある種異様な物語が、最後に「愛」という普遍的かつミクロなところに帰ってくるのが、すごく気持ちいいんだよね
愛は時間を、空間を、光を、ブラックホールの重力を、ダーク・マターの闇を超え、あまねく宇宙に轟く最強の力なんだぜ!ぐらいでいいんだよ…愛は必ずしも勝つわけではないけど、滅びることだってないんだよ………
まんこ
でっか〜〜〜〜〜〜〜〜く実ったパイナップルを、食べよう
こんばんは、大納言です
マテオ・コヴァチッチ
サイバーパンク2077、実はめちゃくちゃ楽しんでます
いつもはキャラメイクできるゲームでも特にロールプレイを意識することはなくて、ぼんやりとこんな感じのキャラかなあ〜ぐらいのノリでやってるんだけど、サイパンは何かやってたらどんどん自分の中で主人公のバックボーンが出来上がってきてビビってる
V(主人公(俺(巨乳)))はゲーム内のライフパス(生まれ)としてはストリートキッドという、物語の舞台であるナイトシティで育った生粋のナイトシティっ子を選択したんだけど、俺Vは実はコーポ(ナイトシティを実質的に支配する企業に勤める人間たち)の両親の間に生まれた子供なんだよね
物心つく前に企業内の派閥争いに負けて職も家も財産も全て失った俺の両親はストリートで暮らし始めるんだけど、エリートとして生きてきた二人はストリートでの生き方など知る由もなく、父はチンケな運び屋の仕事中チンピラに撃たれて死に、母は俺を育てるために日がな一日働き詰めで数年を過ごした結果、俺が8歳になる頃にはすっかり衰弱しきってほぼ寝たきりのような状態になってしまったんだ
そんな母を生かすため、何より自分自身が生きるためにストリートに出た俺が街に溶け込むにはそう時間はかからず、数年もしないうちに地元ではちょっとした有名人になってたのよ
ただそんな生活も順風満帆とは程遠く、稼いだ金のほとんどを母の治療費に当てていたものの、母は一向に回復の兆しを見せず日に日に弱っていき、俺が18になった冬の日についに命を落としてしまうんだよね
生きる目的でもあった母を失い失意に沈んでいた頃、俺のところに現れたのは母の祖母だという女性だったんだ
父とナイトシティに駆け落ちしてから連絡がとれなかった母をずっと探していた祖母は、ついに自分の娘と生きて再会することは叶わなかったけれど、娘の忘れ形見である俺を見つけることができて、自分の孫をこんな場所で暮らさせるわけにはいかないとナイトシティの外に連れ出したんだ
祖母と暮らし始めて、はじめは危険のない穏やかな生活に悪くないかという気持ちを抱き始めていたものの、同時に日に日に心の弾力が失われていく感覚を覚えるようになった俺は、2年が経ったある日祖母の家を飛び出してナイトシティに戻ることを決意するんだ
そして本編の開始って………………ワケ
俺V。自分が街を離れている間にありふれた伝説となったデイヴィッドのあり方に共感を覚え彼のジャケットを受け継ぎI Really Want to Stay at Your Houseを爆音で流しながらギャングを斬り殺しまくる
めちゃくちゃ楽しんでるな俺………
ちなみに俺Vの母は日系人で病床の彼女が時折教えてくれた日本文化に俺も憧れを抱いてるんだけど、かなり歪んだイメージを持ってるから日本人と会うといつも微妙な顔をされるんだよね………
サイバーパンク2077、おもしれ………………
正直ここまで楽しめてるのアニメがめちゃくちゃ良かったのが結構大きい部分を占めてると思う
なので、ネットフリックスでサイバーパンク エッジランナーズを見てくださいね ほんまに
口でしてあげるから…………