大納言横丁

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バイオハザード ヴィレッジが本当に面白かったということが言いたい

言わせてくれ

 

バイオハザード ヴィレッジ…………………………本当に面白かった

 

今作はナンバリングで言うとシリーズ8作目なんだけど、システムや話としては前作の7の続きという感じなので、やろうとするなら7だけやってればいいかなという感じです もちろん色んな意味で7やってた方がいいけど今作から始めても一応問題ない作りではある

 

で、まあ何が面白かったかって言うとホントに色々あるんですけど、主人公のイーサン・ウィンターズが7・8の二作で本当に良いキャラになったなあ…というのが一番大きいかもしれない

 


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主人公のイーサン・ウィンターズ。酷い目に合って酷い目に合った後酷い目に合い、最後には酷い目に合う

 

 

8の話をする前に前作7のあらすじをざっくり説明すると、数年間行方不明だった妻から突然助けに来てくれと連絡が来たのでアメリカの片田舎にある民家に行ったところメチャクチャに酷い目に合うという割とシンプルな話なんだけど、実際やってみるとまあメチャクチャ怖いんですよねこれが

 

舞台となるのが、湿地に立つ妙に広くて複雑な民家……民家?屋敷?なんだけど、画面から伝わるジメジメした空気感や、基本的に家の中を進むことになるが故に狭い廊下なんかを進む度に「この曲がり角の先で何か出てくるかも…」とビクビクしながら進むことになるので、ホントに気が抜けないんですよね

 

僕はホラー映画や小説は大好きなんですけどホラーゲームはかなり苦手で、クリアできたことのほうが少ないかもしれないぐらいなんですけど、そんな僕が7をクリアできたのはこの主人公であるイーサン・ウィンターズのキャラクター性による所がかなり大きいと思います

 

基本的に巻き込まれただけの一般人なので戦闘能力もまあゲーム的な都合を抜けば飛び抜けてるわけではないし本当に何度も何度も酷い目に合うんだけど、妙にふてぶてしい所があるというか、何かあっても大抵「マジかよ!」「クソッ!」のような一言でスッと受け流すような謎のメンタリティが垣間見えて、プレイしてると「いやクソッ!で済ませられないだろ!!」みたいにツッコミを入れたくなるし、ゲーム内のコイツがこんだけ鋼のメンタルで突き進んでるんだからプレイヤーの俺も頑張るか…と元気づけられて最後までプレイできたところがあったんですね

 

 

で、8のイーサン・ウィンターズなんですけど、まあね………………………詳しく話そうとするとネタバレになるから控えるんですけど、「…………そう来たかァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ…………!」となりました

 

まず8の彼は、基本的に巻き込まれて逃げ出すためにもがいていた7とは違い、「さらわれた娘を助ける」という明確な目的を持っているため、その鋼のメンタルが更に強化されて半ば煽りキャラみたいになっていてそこが個人的にやっててすごく楽しかった。

お腹ぶっ刺されつつ叫びながら空中を飛び回ったあとに着地した時に言うセリフが「やっと中身に見合う姿になったようだな、この化け物が!」ですよ 最高

 

もちろん父として娘のために頑張るからこそ狼狽えたりする場面もあるんですけど、7の頃は半ばネタ的に面白がられていた彼のメンタリティも、8で父親としての強さを発揮するという形になって真っ当にキャラクターとして推せるポイントになったと思います。

 

この「父親としてのイーサン・ウィンターズの物語」というのが8のストーリーラインの主軸となっていて、プレイヤーへの動機づけやイーサンの不屈さへの説得力としても上手く機能しつつお話としてすごく綺麗に纏まっていて、ストーリーだけでもメチャクチャ良かった。個人的にはバイオシリーズで一番ストーリー好きですね

 

 

あとキャラクターで言うと敵キャラクターの造形もすごく良かったですね 媚びすぎずオタクの好きを詰め込んだ感じというか

 


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序盤で敵の幹部たちと首領がイーサンと相対するシーン。バイオハザードってこういう四天王とか出るゲームだったっけ?

 

ゲーム的にはこの大ボスの下に仕える四貴族と呼ばれる化け物たちとそれぞれ戦っていくことになるんですけど、それぞれのいるエリアごとに明確にジャンルが変わるというか、ホラーであることは一貫しつつもホラーとしてのジャンル分けが変わっていく形で、そこも飽きさせずプレイできるすごくいいポイントだったと思う

 

前作7がすげ〜出来の良いお化け屋敷だとすると、8は遊園地になったぐらい色々詰込んでますね もちろんお化け屋敷もある 

 

この遊園地感というか、次は何が出てくるんだろうどんな敵と戦うんだろうというワクワク感が本当に楽しかった………本当に………………

 

 

あとは単純に戦闘がすごく楽しかったですね 序盤はこちらの武器が弱いのに加えそもそもザコ敵がかなり手強くて苦戦するんですけど、武器が揃ってくると立ち回り次第では爽快なプレイにもなるし(できるとは言ってない)、この武器だけ使ってればいいや、ということにもならず自然とすべての武器を活用するバランスになっててやるじゃん…………カプコン!w(肩パン)ってなった

 

なんだかんだ言いつつ戦闘が楽しいのがやっぱり一番良かったのかもしれない 何が出てきてもぶっ倒してやる!って気持ちになるしそのテンションが娘を助けようと奮起するイーサンと同調してるみたいで…きもちよかった(照)

 

 

 

 

そう、俺はバイオハザード ヴィレッジをプレイしている時、確かに、イーサン・ウィンターズそのものだったんだ………

 

 

 

 

 

 

 

 

夏を満喫するイーサン ビーサン・ウィンターズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おもろいよ ホンマに