デトロイト:ビカムヒューマン…………………………………………………………………………………クリアしました
め〜〜〜っちゃ面白かったですね
面白いのは発売前から分かりきってたけど実際やるとまあ〜〜〜〜〜マジでめっちゃ面白かった プレイ中ずっとやっべ〜〜〜〜wって言いながらシコってた(ヲイw
制作会社の過去作は「ヘビーレイン:心の軋むとき」だけやったことがあって、デトロイトもジャンルとしてはヘビーレインと同じインタラクティブドラマというまあ読んで字の如くな感じのゲームですね
ただヘビーレインの頃と比べてシステムがかなり洗練されてる上に、ヘビーレインの選択肢が「朝はパン食う？ご飯食う？それとも食わない？」ぐらいの分岐だったのが、デトロイトではおかず一品一品選ぶたびに分岐して飲み物選ぶのでも分岐するような、これでもかというぐらい分岐が多くて、あらゆる選択が結末に関わるんじゃないかという緊張感は最後までありまったくダレずにプレイできた(実際はそこまで結末に関係しない選択肢もままある)
その上複雑なフローチャートをチャプターが終わるごとにわざわざ見せてくれるので「あー！そこで分岐してたのかー！」とか、全世界の人が選択肢を選んだ割合なんかも見れるので「やっぱ皆こっち選ぶよなーー！そうだよなーーー！」という楽しみもあるし、自然と何度もプレイしたくなるようになってると思う
ただおれは今のところ再プレイする気はないんですけどね おれは自分の選択に責任を持ちたい やり直すことができるのはゲームだけ、たとえ間違った選択をしても、それでも受け入れて生きていくのが人生だから…………………
ところで、このゲーム本当に分岐が多いのでやる人によってストーリーもプレイヤーキャラの個性も全然違うものになってくるので、お前はどうだった？と話して情報交換するのもすごく楽しいゲームだと思います
デトロイトは革新的なゲーム体験ではあるんだけど、この点では昔のゲーム体験を現代に蘇らせたとも言えると思うんですよね
例えば、昔はネットもそこまで一般的じゃないから攻略情報やストーリーの分岐なんかは友達同士の情報交換によって知るのが主で、その頃の僕たちって何が正解かとか、こっちが効率良いからなんてことは考えず、ただ自分の思うままにゲームを遊んでたと思う その頃のゲーム体験には「正解なんてなかった」とも言える
ただネット、SNSが普及してからはゲームの攻略情報が広まるのも飛躍的に速くなって、「正解のゲームプレイ」という価値観が広まるようになっちゃったんじゃないかな、と感じてる
もちろん本質的にはゲームなんて楽しんだもん勝ちなので依然正しい遊び方なんて決められるもんじゃないとは思うけど、実況プレイなんか見てると「その武器弱いよ！」「そっち寄り道！正しい道こっちだから！」みたいなコメントがどこでも見られて、そういういわゆる指示厨って呼ばれるような層が現れるのも「正解のプレイ」という価値観に囚われてるからだと思うんだよな
その点デトロイトはそもそも正規ルートとかそういうのがあるゲームじゃねえからバーーーーーーーーーカ！！！！！！！！カス！！！！！！！！！！！ってゲームだし、普通に何も見ずやる分にはどの選択肢でどう分岐してどういうエンドにたどり着くかが明確に分かるわけじゃないので、「どういう結末を目指すか」というよりは「この選択でどういう結末を迎えるのか」というのを楽しむ感じだと思う
また、自分の選択がキャラの行く末、ひいては世界の命運を左右することになるんだけど、おれはそのことでキャラに没入するよりもむしろ神の視点としての自分の存在を強く意識したんですよね
デトロイトの特徴としてキャラとの一体感をあげる人は結構いると思うし、ヘビーレインでもおれは実際そうだったんだけど、おそらく話のスケールが87万倍ぐらいになったおかげで「こいつらを…世界を導いてやらねば…！」という気持ちにさせられたんだと思う
ただそれでもプレイしてるときは瞬間瞬間を必死に生きてる感覚はビンビンに感じてたので没入感の高いゲームであることに変わりはないですね
マンコ
今のは乱数調整です
なにはともあれデトロイトめちゃくちゃ面白いゲームでしたね 今更言うことではないかもしれませんが…………
ていうかヘビーレインもデトロイトも絶対いつか買うと思ってたらフリプに来ちゃったので金払うことができてねえんだよな バカバカ！アタシのバカ！
おしり
