andymoriの『Life is party』という曲が好きだという話をします
俺がandymori好きな理由の1つとして、全体に爽やかな諦観が見えるところがあるんですけど、諦観って見方を変えれば「悟り」とも言えると思うんですよね
ボーカルの小山田壮平は大学時代にインドに一人旅をしていて、度々歌詞にインドの要素が出てくるんですけど、この「Life is party」という曲はその最たるもので
昔インドの偉い人 サフラン色の風の中
Life is Maya つぶやいた
という歌い出しから始まるんですが、「Life is Maya」の「Maya」、マーヤーとは、ヒンドゥー教で「幻影」という意味で使われている言葉であり、「現実世界は幻影に覆い隠されている」と考えられていて
勘違いの連続が僕らの人生なら
Life is party
歌い出しから続く部分の歌詞なのですが、「人生は幻想で勘違いの連続だけど、だからこそ人生はパーティさ」と言っているようにみえますが、これも投げやりなヤケクソ感に近い「悟り」なんだと思うんですよね
でも完全に人生を投げてるわけじゃなくて、
楽園なんてないよ 楽園なんてあるわけない
友達も繰り返してる Life is party
友達はこう言うけれど、
10年たったら旅にでよう南の国がいいな
みんなきっと驚くって 絶対ね
Life is party 胸の中そっと燃えるランプについて
友達も知らないよ 分かってないよ
友達は知らないけど、心の中には確かに炎が燃えているし、未来にも楽しいことが待ってるはずなんだ という希望も持ってる
総じて「人生なんてこんなもんだけど、だからこそ捨てずに楽しもうぜ」というメッセージを感じて、そこにすごく惹かれるんですよね
それだけです言いたいことは